黒酢の成分
(1)アミノ酸
日本人の最大の栄養源である米が、三回もの異なった微生物の洗礼をうけできあがった黒酢ですので色々な栄養素が入っています。まずは、アミノ酸です。
人間の体内では合成されず、他の食物から求めなければならないアミノ酸が8種類あります。どうしても体に必要なのでこれを必須アミノ酸といいます。
リジン、フェニールアラニン、アラニン、メチオニン、ロイシン、アルギニン、グリシン、バリン、これらのアミノ酸を黒酢は全部含んでいます。人間の体を健康に保つのに必須アミノ酸はなくてはならないものです。それ以外の天然アミノ酸も多量含み、約20種類にのぼります。
(2)有機酸と糖分
クエン酸をはじめ有機酸は体内から疲労素乳酸を除き、また強い殺菌力をもたらしますが、黒酢にはクエン酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、グリコン酸、酒石酸、酢酸など16種類もの有機酸が含まれています。また、ポリサッカローズ(多糖類)といって体に免疫力をつけるのに役立つとされる糖分も多く含まれています。